失敗しない給与査定術と基準とは?人を働きたい気持ちにさせる給与査定で上手にモチベーションアップ!
給料査定は、難しい課題です。
人を金銭的に評価する難しさもありますが、それよりもやっかいなことが「モチベーションの上がるラインがどこにあるのかを判断する」ということ。
珍しいかな人とは、高い給料を貰っているから頑張れる……というものでも無いのです。
高い給料は、人をダメにする
1. 良い人材を集めたいから、給料を高くする。
2. 期待値も含めた給料で、誠意を見せる。
3. 新卒もきちんと評価したいから、他社よりも給与水準を上げる。
なるほど。
言いたい事は分かります。……が、すべてやってはいけない行動です。
というのも、【1】のようにしてしまうと、人は満足感を得てしまい、それ以上の成長を目指さなくなってしまいます。
そして【2】ですが、この誠意は伝わることはありません。誠意とは、最初からではなく、インセンティブなど後付けで見せてこそ、効果があるものなのです。
では【3】はどうでしょうか。
確かにこの方法で良い人材は集まります。でも、入社後に上司の給与を知った時、あまり自分と変わらないなと感じると、途端にやる気を失くしてしまいます。頑張っても評価が薄いと感じるわけです。
以上いろいろ書きました。
書きましたが、人を評価する時、そのモノサシとなるのはやはり「お金」であることは事実です。
では、人をダメにしない給与査定とは、どのように行えばいいのでしょうか。
頑張る人を作る給与査定とは
人が頑張る原動力は、何といっても「お金」でしょう。
ボランティアでない限り、報酬は必須です。
しかしあげ過ぎも良くない……となると、どうすればいいのでしょうか。
解決策はひとつ。
「固定給は低めに設定し、インセンティブで評価を加える」という方法です。
もちろんこれは変動制を表しますので、企業側に手間のかかるやり方です。
それに、そんなやり方を嫌う人が一定数いることも確か。
でも確実に、「お金だけ貰って何もしない」という人を切り捨てることのできる方法なのです。
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