従業員に喜ばれ、企業の利益にも繋がるインセンティブ制度とは。
インセンティブは良く知られている制度です。求人広告で目にされた方も多いでしょう。募集の際の押しポイントにもなる部分です。
つまりこれは、「従業員に喜ばれる制度である」ということ。モチベーションアップに効果的な制度です。
とはいえ活用は、慎重に行わないといけません。
というのも、直接的にお金が関わってくる制度。失敗すると痛手となるのは確実です。
従業員に喜ばれ、企業の利益にも繋がるインセンティブ制度を考えてみましょう。
インセンティブ制度とは
インセンティブの本来の意味は、「行動への刺激・動機」。
しかしビジネスでは少々異なり、「目標達成時に支給される報奨制度」となります。
ちなみに、報償の内容はお金に限られているわけではありません。
例えば昇格や旅行プレゼントなども、インセンティブ制度として用いることが可能です。
インセンティブ制度の持つ効果とは
インセンティブ制度の最大の特徴は、「個人に与えられる報償」であること。
例えばボーナスなどは、全社員に与えられる制度。業績や成果をみんなで喜び、分かち合うわけですが、インセンティブは違います。
個人、もしくはグループなど、特定して与えられる報償であるため、報償の内容と共に「特別感」という喜びを得ることのできる制度なのです。
インセンティブ導入の目的
目的は、大きく2つあります。
ひとつめは、モチベーションの向上。
ご褒美があると、人は発奮します。
インセンティブの設定は、発揮されるパワーを変えてくれるチカラを持つのです。
人的コストのかかる制度ですが、その効果は期待できるでしょう。
ではふたつめ。
年功序列を外れ、若い人を適正に評価したい時にも使える制度です。
実力主義を取り入れたくても、日本に根付いた年功序列という制度を変えることは、そうたやすいことではありません。
とはいえ、変わらずにいると、若くて優秀な人材は離れていってしまいます。
そこでインセンティブ制度が効果を発揮します。
チカラを持つ若い方の年収を底上げするためにも、使える制度なのです。
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